アラビア語は身近ではありませんが。
アラビア語の書籍を出したときに、アラビア語(についてかいた)本をだしましたと友人知人に報告しました。
そしたら、「アラビア語!」「あんまり身近な言葉じゃない」。
なんとなく本そのものも関係ない、、、雰囲気がものすごく漂っています。
「え~難しそう」みたいな反応が多数、、、というかそれがほとんどの反応といっても過言じゃなかった。
えーとアラビア語の本ですが、100パーセント日本語でかいてありますよ。と心の中で付け加えてました。
どうやったらアラビア語が身近になるかな?
あんまり身近な言葉じゃない言葉が身近になる方法はなにかあるだろうかと考えてみた。
はやり何かきっかけがあると、「アラビア語」にも身近な気持ちをもってもらえるのではないだろうか。そう思うようになりました。
先日は、日本でもコーヒー好きの人はたぶん、毎日かかせないだろうし、アラビアの人もコーヒーはよく飲む。
それでは、「コーヒー」を飲むときの表現や、「コーヒー」をのむときに何というんだろうかという切り口なら、自然な形でアラビア語にはいれるかもしれないとおもい、ビデオをとってみました。
そのほかに過去に自分がどんなことがきっかけで、アラビア語に興味をもったのか振り返ってみました。
アラビア語が身近じゃなかった時のことを思い出した。
昔のアラビア文化の建築
インドのタージマハールの建築美とその建物の中に実際に入ったときの美しさと、暑さとブンブン飛び回る大きな蜂。
カラフルで人がたくさん訪れているヒンドゥー教の寺院のあとに、訪れたイスラム教のモスクの静寂さとその解放感のあるデザイン。
モスクの中にはなにも銅像や花束やお香を備える場所などはなく、ただ静かに座る場所が広くありました。
確かに装飾などは天井や柱にありますが、それらはすべて植物をモチーフにしたデザインだったと思います、あとはアラビアの文字。
そうか、やはりその文化を表す「建物」「建築」というものには世界観がしっかりとうつりだされていて、たぶん人間が地上に生きている間よりかは長くそこにずっと立ち続けている。
その魅力も時間の流れを生き抜くことによってさらに重みをまして、ふらりと訪れた人の心をぎゅっとつかんでしまう魔力を持つほどになるのかもしれない。
新しいアラビアの建築
古い建築ばかりでなく、新しい建築にもきっとその文化圏ならではの建物の立ち方や価値観というのは反映されています。
最近ちらりと見かけた、ルーブルですね。
ルーブルアブダビ
どんな建物なのかとても興味惹かれます。
Kindleで早速きになったタイトルの本を手にとりました。
これです。
ルーブルアブダビの特集はちょうどP23からで美しい写真が何枚も観ることができます。
なんで保存版かな?とおもったのですが、ページを進んでいくとよくわかりました。
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*アラブに関する基礎知識
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*5つのポイントでアラビア語の特徴を知る
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* アラブの美の根源は文字とアラビア語
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* アルクルアーンの写本
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*アラブの知られざる絶景
もうてんこ盛りでした。
個人的にいいなとおもったのは、中庭付き住宅。
シリアのダマスカスにはまだそういった伝統的なスタイルの作りの住宅がああるとか。
雨があんまり降らないからこんな開放的なつくりでも大丈夫なのかな、、とか。
こういうのを見てしまうとね、また旅に出たくなります。