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カテゴリー:フランス語単語

フランス語の語彙をできるだけ早く増やすコツというのはある程度あると思います。

 

それは、フランス語の単語がながったらしいときは、切ってみてその元にある意味を考えるということです。

 

フランス語の「財宝」という意味をもとに考えてみる

 

例えばtrésor  トレゾールと読みます。

 

日本語のカタカナにはすべて、母音がありますので、一つひとつの音がフランス語よりスピードが遅くなります。

 

その分、点々のついた文字には重みがあるものととらえられる傾向があって、「トレゾール」ときくと

 

思わず、虫がでてきたときに「ぷしゅーーー」とやりたくなるそういった類の毒薬系スプレーかとも思うわけです。

 

でもフランス語では Tre で大体一拍、 Sor のおとも、最後のR がのどのほうに落ちるかすれた何とも言えないフランス語っぽい音になるので、もっと素敵な音になります。

 

ボンジュールというあいさつにも、Rがつかわれています。以前ボンジュールをステキに発音するためにという

記事を書きましたのでよかったら参考にしてください。
 

そんな、ぷしゅーっとやるような毒薬ではなくて、きっともっと違う印象の意味がフランス人の耳にはあるはずなのです。

 

これ以上引き延ばしても意味がないので、trésor  の意味は宝、財宝 という意味があります。

 

tres  超えて 強く

 

or   金 黄金

 

金がより強くなった?

tre ではなくて triー3つ    三つの金 三種の神器?とかいろいろと連想は膨らみますが

 

まあ、金がたくさんあった状態があってそれが 財宝という言葉になったと想像ができます。

 

フランス語だけでなく漢字にもRadicalという要素がある

 

なので、この漢字でいうところの組み立ての最小単位をしっている数が多いと、知らない単語がでてきたときに類推しやすくなります。

 

同時に覚えるときもとても頭の中でイメージしやすいので覚えやすくなるのです。

 

最近はスマホなどで、機械が漢字を覚えてくれるから手で書かなくても自動的に漢字をアウトプットできてしまいます。

 

なので小学校では「漢字のなりたち」を意識するような漢字の覚えかたを推奨するところもあります。

 

宝という感じも ウカンムリ のしたに 玉 という感じがありますが、玉というのは中国において碧玉という意味があって

高価な宝石にあたるようです。

 

最後にまとめですが、

 

フランス語の単語を覚えるときには、時間があったらですが 「接頭辞」や最小単位で意味が取れる部分を意識するようにすると、

単語を覚えるスピードが速くなります。

 

解からない単語に出会ったときも、意味を類推することができるようになります。

 

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編集後記~

 

最近はアラビア語について何かまとめようと思って、ぼちぼちとまとめ始めたのですが。

 

どこから始めようと考えたときに、ミームというアラビア語の字が思い浮かびました。

 

ミームの文字の形はヒエログリフの蛇の形にもにています。

 

ミームという M の音を表すアラビア語の文字には働きがあって、単語の頭につくと場所やそのものがたくさん集まっているという意味をつくりだすことができます。

 

そのほかには 時、道具を表すようになります。

 

こういった一つひとつの音には大まかに意味が割り当てられていて、

 

その意味を把握すると単語がイメージできるという不思議な性質をもっているのが

 

アラビア語だともいわれています。

 

またそんなフランス語とアラビア語と日本語をいったりきたりするような話をしたいと思います。

 

そんなの書いてどうなるの?と思われるかもしれないんですが、書いているうちに解かってくることもあるとおもうので、それをはっきりさせるためにも書こうと思います。

 

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美しいフランス語と秘密のフランス語

フランス語の単語には一つの単語が多様な場面で使えるというものがあります。

 

この rendre という単語は、たくさんの意味があって、使い方を間違えそうになる単語の一つです。 そういう単語は基本単語の中に多いです。

 

よく使われる単語だから表現の幅が広いということですね。

 

今日はそんなフランス語の基礎単語のなかからrendre を取り上げてみます。

 

Rendre の主な意味は?

 

  • ~を返す
  • ~AB  AをBにする
  • 食べたものを吐き戻す
  • ~を表現する
  • 翻訳する
  • 作物を産する
  • 意見を表明する
  • ハンデを追う
  • ~を与える

 

se rendre  代名動詞

 

  • 行く
  • 屈服する
  • 形容詞を伴って ~になる

 
 

星の王子さまより~rendreを使った表現 1

 

 

墜落した飛行機を私は一生けんめいに修理しながらあまり真剣に、小さな王子の質問に答えなかったことで、

小さな王子は目に涙をうかべて抗議しました。

 

Et si je connais, moi, une fleur unique au monde, qui n’existe nulle part, sauf dans ma planète, et qu’un petit mouton peut anéantir d’un seul coup,
comme ça, un matin, sans se rendre compte de ce qu’il fait, ce n’est pas important ça !

 

僕の惑星には、他のところには生えていない世界でたった一つの花がさいているけど、ある朝に羊が一口でぱくっとたべたら花は絶滅するんだ、それなのにそんなことは大切じゃないっていうの?

 

se rendre compte de~ que 気付く、わかる

 

フランス語のことわざ~Rendreを使った表現 2

 

 

Il faut rendre à César ce qui est à César.

 

カエサルのものはカエサルに戻さなければならない

 

L'amour rend aveugle.

 

恋は盲目

 

フランス語でお願いをするときの表現~Rendre 3

 

フランス人の同僚や関係各位のかたがたに、どうしても手を貸してもらわなくてはいけないとき。

 

そんなときは、この言葉を使ってみてはいかがでしょうか?

 

ちょっとだけ手を貸していただけないでしょうか?という丁寧な言葉です。

 

Est-ce que vous pouvez me rendre un petit service ?

 

(わたしにちょっとしたことをしてくださることは可能でしょうか?)

ちょっとお願いしたいことがあるのですが

 
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rendreを使ったその他例文

 

 


Je rends ce livre à Jean.

 

私はこの本をジャンに返す。
Il m'a donné un coup et je le lui ai rendu.

 

彼が私を殴ったので殴り返した。

 

Elle renddra son mari heureux.

 

彼女は夫を幸せにするだろう。

 

La pluie rendait la chaussée glissante.

 

雨がふったので道がすべりやすくなっていた

最後に

 

フランス語は原文を読んでいると必ずわからない単語というのがでてきます。

 

星の王子さまは日本語では子供向けの童話のように訳されていますが、フランス語はとても洗練されていて、大人のフランス人が読んでもうっとりするような美しい文体なんだそうです。

 

知りたい単語がでてくると思わず星の王子さまのフランス語版にいって、どっかに使われていないかなと探してしまいます。

 

rendreで探したら一か所しかありませんでしたが、変化形も含めて探したらまだほかにありそうです。

 

rendreという単語はよく見かけるのですが、ちゃんと意味が取れているのか不安になることがあります。

 

そんなときは、紙の辞書をひいたりして単語の意味を確認します。

 

rendreはたくさんの意味があるので、気が付くとあの意味もこの意味もとメモ用紙がいっぱいになり、まるでフランスの文章を読んでいたことなんか忘れて、rendre について読みふけっているということになってたりします。

 

フランス語はきっとわからないことが多いから面白いのです。

 

そして、わからなかったことがわかるようになるのも楽しいです。

 

そして活字が大好きな人には外国語を読むということはかなり楽しい時間なんだなと

改めて思いました。

 

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