BBV NEWS JAPAN 即時停戦決議案にアメリカが拒否権発動 国連安保理
パレスチナ自治政府のリヤド・マンスール国連大使は、決議案の否決は「残念という言葉を超えたものだ」と話した。パレスチナは国連で、「オブザーバー国家」の資格を持つ。
「これは真実の瞬間だ」、「これは歴史の転換点だ」と、マンスール大使は述べた。
また、自分が「重大な危機」と呼ぶ事態を前にして、安保理はその責任を果たせなかったのだと指摘した。
「数百万のパレスチナ人の命が瀬戸際にある。その一つ一つが神聖であり、助けるに値するものだ」
マンスール氏は、イスラエルは「残虐行為によって」戦争を行っており、「明日の今頃にはさらに何百人もの人々が殺されているだろう」と語った。
「子どもたちは殺され、孤児となり、傷つき、障害者として一生を過ごす。偶然ではなく、(イスラエルによって)意図的に。殺人者たちは、パレスチナ人の命などまったく考えていないので。ゆりかごから墓場まで、そしてその先まで」
この日の最後の演説者だったマンスール氏は、「安保理にとってひどい日だった」と述べ、「人間性が勝利しなくてはならない」としめくくった。
イスラエル
そう、こうやって制限をかけないといけないぐらいの破壊を起こしている。