アラビア語をはじめたくなったら、まずおすすめしたいのはハミングです。
あの、洗濯物が良い香のハミングではないです。
良い香と通じるところはあるかもしれません、目には見えませんが、幸せな気分になれます。
いつものアラビア語学習だと足りないこと
アラビア語を学びはじめたときに、まず手に取るのはNHKのテレビ講座かもしれません。
書店にある音声つきのさまざまなアラビア語教材の本もよいと思います。
でも、それだけではアラビア語の世界には入れないんです。
日本語からアラビア語へいくためには、ある魔法を使わないと入れないんです。
その一つに「ハミング」があると思っています。
日本語とアラビア語が分離する現象
ハミングをしないと、日本語からアラビア語へはいるときに「水」と「油」のように分離がおきてしまいます。
そして、アラビア語ってなかなか覚えられない、となります。
ある人はこの現象を「言葉の壁」と表現するかもしれません。
これは、言葉というものがもともと土地に根差したものであるので、その土地のものか、そうじゃないか。
見分ける機能というのがもともと備わっているためおこるのです。
もともと備わっている言葉の壁機能
例えばですが、私は名古屋市に住んでいるのですが、車で20分ほどはしると、桑名市にはいります。
ほんの20分の距離なのに、すでに桑名市では名古屋市では聞かれることのないイントネーションの
言葉をそこに住む人は使っているのです。
それが日本とアラビアという距離になれば、、、、どれぐらいの違いがあるのだろうか、、と目が遠くなります。
桑名弁のグループ
これは余談になりますが、桑名市に住む83歳の大家さんがときどき、老朽化の進むたてもののメンテナンスのことで電話をくれます。
大家さんは口癖で、電話口で「はん~」と話すまえに声をだすのですが、もうこれが桑名市のイントネーションだなとかんじます。
合いの手一つにもイントネーションがあるのです。
あたまのなかに、桑名市ときくと、この大家さんの話し方が思い出されます。
私は桑名の言葉は話せないのですが、雰囲気として何年も桑名の大家さんと話したことの経験がもとになって
桑名のイントネーションはこんな感じかなという大まかな感じがつかめているのです。
こういうことを、アラビア語をはじめるときには準備段階としてしなくてはいけないのではと思います。
フリオイグレシアスとドライブをした
あと、もう一つの例をあげますと、フリオイグレシアスです。
昔取ったなんとかで、今でもスペイン語が使えたらよかったのに、、と思いますがすっかり忘れてしまって勿体ないことです。
かれこれ4半世紀ほどまえに私はスペイン語を学んでいました、特に力をいれていたのは会話のクラスでした。
会話の授業になると困るのが、スペイン語を話そうとすると自分が固まってしまう、、、ということがありました
。
なので、発話の練習方法として、いつも学校の行き帰りの車のなかでフリオイグレシアスとドライブをしていました。
これがなかなか会話をする前段階の練習になり、口からスペイン語を出すというのにかなりなれることができたのです。ハミングももちろんしました。
スペイン語の世界に入るのにとても役にたっていたと思います。
頭の中のチャンネル
これは日本語の中で、名古屋弁と桑名弁は文法的にはおなじだし、体系的には同じグループにはいるので、きっと
あたまの中では同じ場所にあると思われます。
それが、英語でとかアラビア語になったらどうでしょうか。。。。
かなり頭のなかでは
「どうする?」
「なんか新しい言葉をつかうらしいよ」
「日本語のグループにいれたら、、」
「いや、それはやめて置いたほうがいいと思う。」
「新しい場所をつくろう、」
こんな葛藤が行われるのではないでしょうか。
アラビア語オンラインの書籍では、ちょうどこの部分と同じことが第11章で語られています。
「頭の中のAMとFM」の章です。ー>
アラビア語学習と合わせてやってみよう
そんなわけで、アラビア語オンラインではアラビア語を始めた人が、
水と油のように、ぱっきりとなかなかなじめないという感覚を持たないような方法をお伝えしています。
ビデオです。
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