フランス人からみた焼き鳥というのは、いろいろな発見のある面白い料理というのだ。
日本人にとっては当たり前のことが、フランス人にとっては不思議な世界観を持つ。
そんなことがわかる一文がこれ。
Au Japon, lorsqu'on va dans un yakiniku ou dans un yakitori, j'etais surpris qu'il y avait toute le parties de l'animal à manger, au menu. Très peu de morceaux qu'on appelle nobles en France.
(フランス語のテキストから抜粋)
フランスでは「貴重」と呼ばれている部位がほとんどないんだ。
nobles といわれる肉の部位はどこなんだろう。
nobles を辞書で引いてみるけれども、特に肉についての記述はみあたらなかった。
肉の用語を確かめてみるべきかもしれない。
でも、とりあえずnoblesで肉にまつわるような表現をむりくり、あげてみる。
人間の体の中枢部分、心臓などをnobles を使って表現することができる。
Parties nobles
あとは、素材などが貴重なという表現もある。
国によっては、羊の脳がぷりぷりしておいしいというところもあるので、動物の脳をフランスでは食べたりするのだろうか?
フランス語の子牛の臓物を表す言葉があるので、もしかしたらこういうのを「Nobles」というのだろうか。
グルメでもなんでもないので、まったくわからない。
スポンサードリンク
フランス語で子牛の臓物を表す言葉
Ris de veau 子牛の胸腺のシビレ
焼き鳥ではとさかや、首の骨よこにある ささらとか使われているから、
食べた事ないと不思議な体験になるだろうな~
でも逆に日本人が食べた事のない肉の部位もフランスにはありそう。
焼き鳥の表現
フランス語で話すときは、同じ単語を連発すると「ダサい」らしいので、焼き鳥の
話をしているときも焼き鳥を別の表現でしてみるといいかもしれない。
焼き鳥はそのまま yakitori
それから焼き鳥は 鳥肉が串にさしてあるので、こんな表現もあります。
les brochettes de pulet
brochette は 串焼き
やいてない (焼くようの串)串だけは、 broche
brochette に近い言葉で broche という単語は日本では ブローチという言葉があります。
たしかに、ブローチはキラキラしている面の後ろ側にピンがあってそれをさすことで服につけることができあす。
服に串をさすではないけれど、わからなくはないなという感じ。
肉について会話するときに便利な単語
morceau モルソー 食物の一切れ、一辺
肉の部位を表現するときによく使われます。
morceau de roi 極上肉
肉にまつわる言葉と一緒に使わない場合もあります。
ただの 断片という意味もあるから。
編集後記
フランス人どうしの肉の話をききながら、
牛の腸を使った料理のことを思い出しました。
日本で手に入れにくい部位で思い出すのは、牛の腸。
牛の腸を手に入れようとネットで注文したけれど、細かく刻まれていて目的に合わず。
牛の腸にハーブで味付けをしたお米をいれる料理がエジプトにはあるのですが、
そのためには長いままの腸が必要です。
牛を一頭買ったときに、わざわざ「腸は刻まないでそのまま長いままでお願いします」
といったのにも関わらず、長いまま、わざわざ腸が半分に割かれた形で届きがっかりした
覚えがあります。
腸はひっくり返して、ちゃんと内側のベロベロ下部分をこそげおとさないといけないのです。
きっと、洗浄がしにくいので半分に割いてさっさと洗浄したのではないかと推測されます。
きっとレストランで自家製のソーセージや腸詰の料理を提供しているところだったら、
腸を手に入れるための独自ルートがあると思うのですが、一般家庭では知る由もありません。
このブログではフランス語についての記事のほかに
アラビア語にまつわる、あれやこれやも発信中です。
こんな記事とか
↓