長距離を移動中Youtubeは欠かせないです。
今日の気分にピッタリの声に出会える、名付けて「偶然の出会い語学学習法」なるものを私は実践するから。
それはいったい何かというと、うーんと頭を巡らせて、ぴったりと額の間にはりついてきた単語で音楽を検索するという方法。
iphoneのキーボード設定(言語設定)をアラビア語を選びます。(フランス語の時はフランス語の言語設定にしておきます。)
それから、話しかけて検索してもいいし、手でポチポチ打ち込んでもいい。
そこででてきたよさそうな曲を聞くという語学学習方法。
**
アラビア語は興味があっても、文法のずっしり詰まった本がおおいので、
気軽にアラビア語が学べると好評の
アラビア語メルマガはこちらから登録ができます。
今回選んだ曲は「カフワ」
エジプト風に発音すれば「アフワ」
レバノン風に発音すると「アフウェ」
この間額の間に浮かんできた単語は「قهوة」。
こちらのページでは、カフワの発音と、カフワの意味がわかります。
↓↓
アラビア語を色から覗いてみよう~茶色
Youtubeが選んできた曲はAbeer Nehmeさんという女性シンガーだった。
「アフウェ」を聞いてみよう
どんな雰囲気の曲だろう?
画像では髪の毛を風になびかせて、特に伝統的な服装をしているわけではないけれど、楽曲をきいてみたらアラブの伝統的な楽器が使われている雰囲気の曲だった。
手拍子とタブラもお決まりで入っている。
世界はラブソングでできているという、チャンネル名を見かけたことがあるけれど、本当に歌というのはみんなラブソングなんだなと思う。
この曲もラブソングだった。でもちょっと悲しめ。
「うちに来るっていったから、ケトルを火にかけたわ」
という出だし。
でも夜が更けて、近所もねしずまったけれどなんの音沙汰もない。
コーヒーもとっくの昔にさめてしまったと歌は続く。
現代のアラブ人(エジプトの若者を参考にして考えた)はフェイスブックだとか、Viperだとか、Wats UPを使い倒して
一日中やりとりをしている。
この歌の歌詞の進んでいくリズムはまだ電話の時代の話なのかなと思ったりする。
いまどこ?とか気軽に相手に電話をしていないから。そうおもうんだけど。
アラビア語で歌詞をみてみよう
アラビア語の文字がよめなくても、聞こえてきた音はアルファベットに置き換えると意外と聞き取れることがわかる。
なので、アラビア語の文字の横に、アルファベットで発音補助のように書いてみる。
カタカナよりかはだいぶまし同じ子音を中心とした言葉仲間だからかな。
Eltelli jyai ziyara
wa hataiyet al rakwa an naar
簡単にアラビア語の意味をチェック
あなたは、私に言った
(私のところへ)来るって
訪問
そして
私は置いた
コーヒーポット
上に
火
レバノン方言とエジプト方言
一緒に歌っていると、微妙にいつも耳にしているアラビア語(はエジプトのです。)と違うなと思ったら「カフワ」をうたっている歌手の方
ABEER NEHMEさんはレバノン出身の方でした。
どこらへんが、レバノンでどの辺がエジプトか少しだけ比べてみます。
(あなたは私に言った)
Eltelli エルテッリ (レバノン)
Oltelli オルテッリ (エジプト)
(来るって)
Jyai ジャーイ (レバノン)
Gai ガイ (エジプト)
(私は置いた)
hataiyet ハタイエット (レバノン)
hotteit ホッテイト (エジプト)
アラビア語を始めたい人で、いったいどのアラビア語を学べば、、、と悩んでいる人には
こちらのメルマガがおすすめ、なぜなら方言も聞き取れるようになる正則アラビア語が学べるから
↓↓
アラビア語って、難しいとおもったけど案外「面白い」と思うメルマガ
レバノン出身のAbeer Nehmeさんはどんな人?
歌手の方などは、公式のフェイスブックなどで発信をしていることもあります。
最近の活動などがフェイスブックのほうなどにもアップされていることがあるので、見てみると面白いかもしれません。
アビールさんはまさに音楽をするために生まれてきたといってもいいような、経歴の持ち主です。
「カフワ」の曲しかまだ聞いていないのですが、「ありとあらゆるジャンルの音楽が可能」という才能の幅というふうに、ウィキペディアには書いてあります。
聞いたことのないようなジャンルもあります。
このような様々な音楽を様式にとらわれることなく表現できるというのはいったいどんな歌声なんだろうと興味を持ちませんか?
その中でも目を引いたのは、アビールさんはアラブの伝統楽器カヌーン奏者でもあるというところです
。
カヌーン、、、これも聞いたことないです。なので最後に
カヌーンの楽器と音楽を聴いてみたいと思います。
パリで行われる Monde Arabe Paris でのカヌーンの演奏です。
*これは アビールさんではなく、ほかの演奏者のものです。