年末や年始というのはフランスと日本どちらも、家族で集まる。
そういった共通の伝統があるということがわかります。
フランスでは、クリスマスに家族が集まって教会にいったり。
日本ではお正月に家族があつまって、近所の初もうでにでかけたり。
前回は、フランスのクリスマス行事「ミサ」についてでした。
記事はこちらになります。
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初詣にまつわる会話表現
今回は、日本通のフランス人からみた、「初詣」にまつわる表現を学びます。
テキストは「アトリエフランス2-2~FDS」のスクリプトからです。
Le hatsumôde finalement c'est quelque chose qui se fait assez rapidement.
Bien sûr dans les grands sanctuaires il y a souvent la queue mais
si on va ,,,, normalement le hatsumôde c'est au sanctuaire de son
quartier et en général dans les petits sanctuaires de quartier
il ya a trés peu de monde, alors....
et c'est près de chez soi donc on peut y aller et repartir rapidement.
日本語で読んでみると
初詣は、結局のところ、直ぐにおわるとおもう。
もちろん、大きな神社ではいつも長い列ができているけれど。
普通の、初詣は自分の町にある神社で、小さい。
小さい神社にはほとんど人がいない。
家から近いし、だから行くのも帰るのもすぐだよね。
初詣にまつわる単語
初詣 : Le hatsumôde
大きな神社: les grands sanctuaires
小さな神社:les petits sanctuaires
初詣はそのまま、ですね。
神社が sanctuaires になっていますが、もともとの
sanctuaires にはどんな意味があるのでしょうか?
男性名詞: 教会、神殿の聖域
聖堂
教会堂
巡礼地
神聖なところ
初詣をフランス語で表してみると
フランス語で知りたい語句があるときは、
まず日本語でウィキペディアをみます。それから左側にある各国語が選べるところで
フランス語を選ぶと、要約をフランス語で読むことができます。
Hatsumōde (初詣?) est la première visite au sanctuaire shintō ou au temple bouddhiste du Nouvel An japonais.
Effectuée dans les trois premiers jours de l'année, elle s'accompagne d'un rituel :
la première purification à l'encens,
la première prière, souvent destinée à la santé de la famille et à la prospérité des affaires
on boit le premier verre de saké (toso), qui peut être bu à la maison,
et enfin on tire le sort (omikuji) pour la nouvelle année.
Pour le nouvel an, les sanctuaires ne désemplissent pas pendant quatre jours et ce presque 24 h sur 24,
les Japonais faisant la queue le soir du 31 décembre (ōmisoka) devant les grands sanctuaires
(Meiji-jingū, Fushimi Inari-taisha, Atsuta-jingū, Hikawa-jinja, Tsurugaoka Hachiman-gū) ou temples (Sensō-ji).
Hatsumōde n'est plus tellement une pratique religieuse, mais plus une sorte de rite social.
ウィキペディアより
初詣て何をするのか、覚えていない人も、これで確認ができます。
1. お香を手で体にかけて浄化する
2. 年始に家族の一年の健康などを祈る。
3. おみくじを引く
会話をスムーズにする秘訣
会話をスムーズにするには、繋ぎの言葉が自然につかえるのが大切ですね。
代表的なものには、alors というのがありますが、言いたい内容にそえる、
「結局のところ」 finalement
「ふつうは」とか normalement
「もちろん」 Bien sûr
といった 副詞をスラリとつかえるといいな~と思います。
「世界」だけじゃないMonde
モンドというと、「モンドセレクション」などのお菓子の金賞か!とおもってしまいすけれども。
そのほかには、新聞の「ルモンド」。
でも「モンド」には世界以外にもいろんな表現があるんですね。
例えば、最初のテキストから取り出した文章の最後には、il ya a trés peu de mondeとあります。
「人が少ない」という表現に monde が使われています。いつもとても面白い表現と思ってしまうのですが。きっと使い慣れていないせいですね。
monde を使ったいろいろな表現
C'est unmonde ! とんでもないことだ!
L'autre monde あの世
Le bout du monde 世界の果て
pour rien au monde 決して 金輪際
tout le monde みんな 全員
最期にフランス人による日本の年始についてのビデオ
それにしても早口です、ビデオで話すぐらいですから、きっと話すのがスキな人なんではとおもいますけど。
これぐらいの速さがふつうに聞こえるようになるといいですよね。
自分が見たいなーと思うような、シンプルで良い声音で、しっかりした内容と映像のビデオというのはなかなか見つからないものです。
クリスマスにまつわる話を少しだけアラビア語で読んでみるのも面白いですよ。
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