サラーム
アラビアニスタのライラです。
アラビアの文化はくっきりとした線がひいてあるものではありません。
いろいろな文化がまじりあってできています。
たいていの文化というものはそうだとおもいますけど。
全部のアラビア文化をたどろうと思ったら、今できることからたどればいいんだと思います。
今回は地中海沿いにある、スペインのイベリア半島の南端にあるジブラルタルのソウルフードです。
エジプト、シリア、、レバノン やトルコなどにある”豆コロッケ”アラビア語ではターメイヤやファラーフェルと呼ばれるビーンズペースとをボール状にして揚げた食べ物があります。
この”豆コロッケ”のレシピはいろいろあるのですが、ひよこ豆を使って作るレシピがよく知られています。
このジブラルタルでよく食べられているというお料理を見たときに。
ひよこ豆というのは、この地中海や中東といったあたりでとてもよく食べられているようだと思ったわけです。
ジブラルタルのソウルフードの一つとしてあるのがひよこ豆を使ったお料理です。
その名も「Calentita」カレンティータです。
CALIENTEというのがスペイン語で熱いという意味なのですが、ここからカレンティータというお料理の名前が来ているそうです。
ジブラルタルでよく食べられている郷土料理と紹介しましたけれど、ほかにもモロッコでもよく食べられているそうです。
ジブラルタルのソウルフード「カレンティータ」のつくり方
作り方は非常に簡単です。
オーブンは180度にして40分から45分ほど
底はカリッとやけるようにして、上の部分は固くならないようにして
最後に少しだけ焼き色をつけるとふわっとした柔らかいカレンティータができます。
(この動画は少しかっちりと固めに焼いてあります。パンケーキ風にして食べることができるんですね)
カレンティータの材料は
・ひよこ豆のパウダー3カップ(ひよこ豆子、GALBANZOO POWDER ,BESUN POWDER いろいろな呼び方があります。)
・卵2個から3個
・牛乳3カップ
・塩小さじ二分の一
・クミンパウダー小さじ1
・オリーブオイル 大匙1
これをミキサーなどでよく混ぜて、バターを内側に塗ったパンや、ケーキ型に流し込みます。これで出来上がりです。
ポイントとして、柔らかめに作りたい場合は
牛乳を3カップ、固めに作りたい場合は牛乳を減らしてみてください。
牛乳だけで作る場合もありますが、水で代用もできます。
水と牛乳半分ずつというレシピもあります。
この辺は好みで。
ひよこ豆パウダーはこんな感じに黄色っぽくぽふっとした
粉です。
ひよこ豆の粉はあんまり普通のスーパーでは売っていないことが多いかもしれないです、ブラジル人御用達、トルコ食材店、ハラールショップなどでしたらたいてい売っています。
お店によって値段が同じ商品でもかなり違うことがあります。
パウダーになっているものを簡単に買うにはこちらのネットショップが一番簡単。
ホールの豆をかって、それをグラインダーでちょこっと粉にしてカップケーキを
焼くっていうのもいいかもしれないです。はじめて大量に作って味が好みにあわなかったら残念ですからね。
おまけ 春と秋の2回育てることができます。今からだと秋まきにギリギリまにあうかな
ヒヨコマメの育て方
確かストックにに乾燥ヒヨコマメあった!と思い出しました。
植えたら目がでてくるかな~
日本人の知らないアラビアンな世界をのぞいてみたら、
こんなことになりました。