サラーム
 

アラビアニスタのライラです。
 

外国語を学ぶ時に○○ができるようになりたい。
 

とだいたいでも自分の到達しようと思っている方向性があるというのはとても大切だと思います。
 

学ぶ時の道筋が立てやすいからです。
 


 

 

例えば英語で通訳ができるようになりたい

 

 

 

例えば、英語で通訳ができるようになりたいという目標があった場合で考えてみます。
 

通訳と一言でいってもさまざまな通訳分野が考えられます。
 

例えば、ビジネス、観光、医療、など様々な場面での通訳が考えられます。
 

「観光」の場面での通訳が出来るようになりたいと考えた場合は、そこから、どういった学びをしていけば「観光」で通用するレベルにまで達することができるのか。
 

とより具体的に考えていくことがきます。
 

「英語」で「観光ガイド」できるようになりたい。

一つの例として「英語」で「観光」通訳として通用するレベルの英語を目指す場合を考えてみたいと思います。
 

まずは、スタート地点がどこら辺にあるのか確かめてみましょう。
 

自分の英語がどれぐらいのレベルであるかということを確かめる必要があります。
 

語学を使わない分野で長らく生活していると語学関連の試験もなかなかチャレンジ、、しないと思います。
 

私も遥か昔受験の時代を思い出してみますと、人生ではじめて受けた語学関連の試験としては「英検」。
 

「英検」というのがあります。(知らない人いるかな、、)
 
 

 

 

 

英語の試験で有名な英検でレベルチェックをしてみる

 

こういったよく知られている試験を利用してみるというのは一つの手だと思います。ほかにはTOEICなども有名ですね。
 

ここで、実際に試験を受けにいって合格してみるというのもよいと思いますが、まずはレベルを確かめる、ぐらいで使ってみましょう。
 

「試験模試」や「単語集」などを利用してどれぐらいできるのかを簡単に確かめるというのがお手軽で良いと思います。
 

特に単語集を一周してみてどれぐらい単語が分かったのなというところでスタートのレベルがわかるかと思います。
 

単語集、、、懐かしいです。
 

現役の学生がうちにはおりますので、本棚から一冊借りてきました。出る順パス単シリーズ。

 

「過去5年間の英検データ分析による出る順!」!過去5年分のデータというのはなんだか心強いですね。

 

こちらの写真にあるのは「準一級の出る順パス単」の本になります。
 

 


 


 


 

模試などでは単語だけでなく長文読解など自分の得意なところなどを把握しやすい。


 


 

 

レベルチェックの次はゴールのレベルを見る

 

自分の学びたい言語が、英語だったらそのスタートのレベルがどれぐらいなのか見てみますそしてその次にゴールを見ます。
 

通訳案内業という資格などで必要とされている「英語レベル」はどれぐらいなのかというのを見てみましょう。
 

全国通訳案内士試験の英語の筆記試験の試験免除の項目を参考にしてみます。
 

免除されるということはその英語のレベルがあれば「合格できる力があるから試験はうけなくてもいいですよ」ということになります。
 

実用英語技能検定1級合格者
 

 

そのほかにもTOEIC試験での結果で免除されるとありました。
 

TOEIC(下記①〜③のいずれか)

①Listening&Reading Test 900点以上

②Speaking&Writing Testの内、Speaking Test160点以上

③Speaking&Writing Testの内、Writing Test170点以上

抜粋(2022年度全国通訳案内士試験 PDF P15より

https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/operation_2022.pdf
 

英検1級とTOEICある一定の点数以上での免除があるのですが、それぞれの「免除申請の有効期限の有無」

 

英検1級には期限が無く、TOEICには期限がありますので気を付けてください。
 

 

目指す分野によっては学びが広がる

 

 

観光通訳案内ということもあり、英語だけではなく、地理、歴史など幅広い知識が必要とされるのですね。

 

通訳案内士の資格がなくても通訳案内業ができるようになるなど法律が緩和されています。
 

通訳案内士について詳しい情報は:
 

日本観光通訳協会
 

https://www.jga21c.or.jp/guide_intro.html
 

 

観光庁 通訳ガイド制度
 

http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/tsuyaku.html

まとめ 語学学習の一例

 

 

語学のスタートとゴールを考えてみる
 

 
①こうなれたらいいなを具体的に一つ考えてみる
 

②どのようなルートでたどり着こうか考えてみる。
 

③現在のレベルの確認、あとどれぐらいのレベルアップが必要か考えてみる。
 

④既存の資格試験などを利用して学習スケジュールを組んでみる。
 

 


 

 

編集後記

 

少なくとも紙面上などでは、翻訳アプリをいれたらかなりの精度で翻訳をしてくれます。
 

音声上だってアプリを通せばだいたいなんていっているのかわかります。
 

じゃあ英語の学習や資格試験なんて綺麗さっぱりなくなって、英語熱なんて覚めててもいいのにねって思うのですが、
 

そういうのは置いておいても語学というのは面白くてはまると熱が冷めにくいです。(個人的な感想)