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カテゴリー:アラビア文化シリーズ

サラーム
 

 

ライラです。
 

 

アラビア文化の記事を書こうと意気込んできたのですが、
 

 

気が付いたらヒヨコマメのつくり方をいろいろと見ていたらあっというまに時間が過ぎて行ってしまいました。
 

 

_| ̄|○  ←こういうマークをずいぶん前によく見かけましたがほんとに、
 

 

記事作成時間を失ってしまって、ガックシとしております。
 

 

しょうがないので、それを何かに生かすべく書いております。
 

 

ひよこ豆っていうのは、もともとの名前が英語圏にいくときに、
 

 

にている綴りに間違えられてそれで、ヒヨコマメになったとか読んで、、
 

 

人は物を覚えるときには、自分のよく知っていることに寄せていくのね、ということでした。
 

 

身近なところでいえば「なまる」ってことでしょうか。
 

 

言語学っぽく言えば「ピジン化」をしたことがきっかけで、それが単語として定着した、とかいえばかっこいいかもしれない!
 

 

バベルの塔が壊れたのも、みんながおんなじ言葉を話しているといかん!というところからだったし。
 

 

地球のある一定の地域に住む人はだいたいこれぐらいまとまって同じ言葉をつかおうとしよう、そうすれば来た人がなじむまで時間稼ぎができるじゃろう。
 

 

そういう機能が自然とあるような気がしてならないのでした。
 

 

ひよこ豆は今地球上で一番多くつくられている地域がインドだって!
 

 

でも、ハラールショップや、ブラジル系の食料品店においてある売っているヒヨコマメには「チャナ豆」とかいてある。
 

 

そして、チャナ豆を細かくしたパウダーは 「BESUN粉」とかいてある、
 

 

なんでチャナ豆粉じゃないのかわからない、ウルドゥー語とかヒンディー語の関係なんだろうか


 

 

ヒヨコマメ の本当の名前は「Cicer arietinum」という。 サイセールアリエティーナムという名前。
 

 

だけど、もっときっちりラテン語で発音したら、チッチェル アリエティーノム というらしい。
 

 

どっちにしろ、長い名前でちょっと、かわいらしい女の子がでてきそう。 アリエティーナム家の末っ子、シセールちゃん。みたいな。
 

 

なのに、英語圏にいったときに、CICERというところが、 CHICKひよこ、に似ていたのでそこから来たのではないかといわれている。
 

 

エジプトでは、「ホンモス」といわれているし、スペインでは「ガルバンソー」英語ではなまって「ガルバンゾー」といわれるらしい。
 

 

それで、だいぶ話がそれてしまったけどひよこ豆を日本で栽培する場合は春まきと秋まきがあるのだけれど、秋だとまだ間に合うということでした。

 

 

おおざっぱにわけると、ひよこ豆は、ちょっと小さ目のインドでよく生産される小型のものと、地中海周辺で栽培されている、大き目のがある。
 

 

どちらでもいいんだけど、できたら大き目のがいいなと思ったのは、一つの莢に一つしかならないのが、ひよこ豆。
 

 

大体の豆はできたら莢がはじけるらしいんだけど、ヒヨコ豆がそういうのがないから小規模栽培のときなんかは特に手作業でとるそうです。
 

 
*

日本でもひよこ豆栽培はまだ日本ではそれほど大規模に行われていなくて、最近取り組む人が増えてきているらしい。
 

 

試行錯誤のなかでも、大量に取れた場合でも手作業をしているって書いてあった。
 

 

*少しでも大き目の方が沢山食べれる。

*大き目の方が作業するとき楽そう

の理由で大きい品種にしようかなと思ってる。でももともと豆のサイズでの差だから、どんぐりの背比べ感は否めない。
いいの、気持ちの問題だから。

インドやエジプトなど大量に栽培しているところに行けば、工夫された機械とかがあるかもしれないなあ、昔ながらの手法でやっぱり手作業の可能性もあるけど。

 

 

北海道などの小麦農家さんも、使っている小麦の機会はヨーロッパ産のものをそのまま導入しているぐらいだし。
 

 

ということで、地中海性気候なドライなベランダでも意外と平気で育ってくれそうなお野菜として、ひよこ豆いけるかな!

サラーム
 

 

アラビアニスタのライラです。
 

 

アラビアの文化はくっきりとした線がひいてあるものではありません。
 

 

いろいろな文化がまじりあってできています。
 

 

たいていの文化というものはそうだとおもいますけど。
 

 

全部のアラビア文化をたどろうと思ったら、今できることからたどればいいんだと思います。
 

 

今回は地中海沿いにある、スペインのイベリア半島の南端にあるジブラルタルのソウルフードです。
 

 

エジプト、シリア、、レバノン やトルコなどにある”豆コロッケ”アラビア語ではターメイヤやファラーフェルと呼ばれるビーンズペースとをボール状にして揚げた食べ物があります。
 

 

この”豆コロッケ”のレシピはいろいろあるのですが、ひよこ豆を使って作るレシピがよく知られています。
 

 

このジブラルタルでよく食べられているというお料理を見たときに。
 

 

ひよこ豆というのは、この地中海や中東といったあたりでとてもよく食べられているようだと思ったわけです。
 

 

ジブラルタルのソウルフードの一つとしてあるのがひよこ豆を使ったお料理です。
 

 

その名も「Calentita」カレンティータです。
 

 

  

CALIENTEというのがスペイン語で熱いという意味なのですが、ここからカレンティータというお料理の名前が来ているそうです。
 

 

 

 

ジブラルタルでよく食べられている郷土料理と紹介しましたけれど、ほかにもモロッコでもよく食べられているそうです。
 

 

ジブラルタルのソウルフード「カレンティータ」のつくり方

 

作り方は非常に簡単です

オーブンは180度にして40分から45分ほど
 

 

底はカリッとやけるようにして、上の部分は固くならないようにして
 

 

最後に少しだけ焼き色をつけるとふわっとした柔らかいカレンティータができます。
 

 

(この動画は少しかっちりと固めに焼いてあります。パンケーキ風にして食べることができるんですね)
 

 

カレンティータの材料は

 

・ひよこ豆のパウダー3カップ(ひよこ豆子、GALBANZOO POWDER ,BESUN POWDER いろいろな呼び方があります。)
 

 

・卵2個から3個
 

 

・牛乳3カップ
 

 

・塩小さじ二分の一
 

 

・クミンパウダー小さじ1
 

 

・オリーブオイル 大匙1
 

 

これをミキサーなどでよく混ぜて、バターを内側に塗ったパンや、ケーキ型に流し込みます。これで出来上がりです。
 

 

ポイントとして、柔らかめに作りたい場合は
 

 

牛乳を3カップ、固めに作りたい場合は牛乳を減らしてみてください。
 

 

牛乳だけで作る場合もありますが、水で代用もできます。
 

 

水と牛乳半分ずつというレシピもあります。
 

 

この辺は好みで。
 

 

ひよこ豆パウダーはこんな感じに黄色っぽくぽふっとした
 

 

粉です。
 

 

ひよこ豆の粉はあんまり普通のスーパーでは売っていないことが多いかもしれないです、ブラジル人御用達、トルコ食材店、ハラールショップなどでしたらたいてい売っています。
 

お店によって値段が同じ商品でもかなり違うことがあります。
 

パウダーになっているものを簡単に買うにはこちらのネットショップが一番簡単。

 

ホールの豆をかって、それをグラインダーでちょこっと粉にしてカップケーキを
 

 

焼くっていうのもいいかもしれないです。はじめて大量に作って味が好みにあわなかったら残念ですからね。
 

おまけ  春と秋の2回育てることができます。今からだと秋まきにギリギリまにあうかな
 

 

ヒヨコマメの育て方

 

 

確かストックにに乾燥ヒヨコマメあった!と思い出しました。
 

 

植えたら目がでてくるかな~
 

 

 

 

日本人の知らないアラビアンな世界をのぞいてみたら、

こんなことになりました。

↓↓

サラーム

 

 

アラビアニスタのライラです。

 

 

あなたは、インテリアにこだわる派のかたでしょうか?それとも何にも置いていない部屋こそが精神を統一するという修行派でしょうか?
 

 

いつも過ごす空間に、お気に入りのアイテムや気分の上がるものがあるというのはいいものだと思います。
 

 

運気をあげるために壺をかったり、でっかい水晶の塊をとある方向に置いたりする方もいるそうです。実際に指圧のクリニックに行ったときに、窓際にざーーーっと水晶がおいてあって、水晶ってかなりとがっているもんなんだなと眺めてしまいました。

 

 

私の場合は今取り組んでいることが意識からそれないように、積読タワーを作ります。
 

 

背表紙が目に入ったり、積読タワーに本の表紙絵がみえるように立てかけたりして、インテリアとしての本を楽しんでいます。
 

 

今日はこちらの本をご紹介します。

 

 

表紙の絵はナポレオン『エジプト誌』Descriotion de l'Egypte 1809-30の中にある図案が使われています。
 

 
エジプトを征服する目的でナポレオンが沢山の人々を引き連れていったそうです。当時発掘された古代エジプトの貴重な歴史的品々はそのごエジプトにもどされたのでしょうか。気になります。

ちょうどYouTubeに、当時出版されたエジプト誌が登場している短い映像があったので、みてみました。
 

 

ものすごい凝った作りの本で、大きさが食卓を覆ってしまうほどです。
 

 

 

 

とても繊細に書き込まれた絵なので本の表紙という限られたスペースに収まっていても、そこから当時の空気に触れられるような濃さがあります
 

 

そして、その表紙を見ているうちに本を手にとってパラパラと中身を見てしまうという効果も生まれます。
 

 

この本の中はタイトルにもあるように『古代エジプト語基本単語集』初めてのヒエログリフ 
 

 

著者 西村洋子様
 

 

本の中には古代エジプトの基本単語が納めてはあるのですが、ヒエログリフはやはり見ていてもさっぱりわからないので、

読者のみなさんへからはじまる、古代エジプト語の説明についての読み物の部分がいいのです。
 

 

この本の中で一番読んだらいいと思う部分は、、

 

もし、この本の中で一番オススメの部分はどこですか?といわれたらこのページがいいな~とお伝えしたいです。
 

 

ヒエログリフが本当にわかるようになる秘密が書いてありました。
 

 

P169からP171です。『ヒエログリフの書き方』
 

大事なことは案外文字で書くとさらってしてることも多いんだなということと、やはり大切なことというのは、、、、(ネタバレするからやめます。)
 

あとは、P104です。古代エジプトの遺跡には時代ごとに王や女王、高官の名前がカルトゥーシュにかこまれて刻まれています。
 

ヒエログリフの道は、古代エジプトの書記見習いの方でも最低10年修行してやっと、自在にヒエログリフが使えるようになるんだとか、それぐらい難しいそうなので、目立つヒエログリフをまず抑えるのなら、王様の名前などがいいと思いました。
 

P104の「王名」を知っておけば、遺跡を見たときにヒエログリフが示しているものが分かります。
 

 

アメンホテプ3世のカルトゥーシュに書かれたヒエログリフをゆっくりと解読している動画がありましたので見てみると、

ヒエログリフの読み方の秘密が少しわかる気持ちになれます。
 

 

 

 
その他の古代エジプト理解シリーズはこちらです。

 

 
ハリーポッターと一緒に呪文を唱えると英語が語源からわかるようになるって本当?

最後にイベントのお知らせ
 

 

古代エジプトに子供のころから惹かれていた、『王家の紋章』は全巻持っている。
 

 

アイメイクはたまにアイラインを目全体に濃く入れてしまう。
 

 

古代エジプト展と聞けば知らない間にスケジュールに丸を付けている。
 

 

などなど、古代エジプトが好きでたまらない人におすすめのバザール情報があります。
 

 

私の住んでいる中部地方からはだいぶ距離があるので、なかなか行けないのですが、もしお近くにお住まいの方がいらっしゃったらどうぞ!
 

つい先ほど帰国されましたクイーンクレオパトラ7の店主
 

 

あきよさんセレクトのエジプトの品々が見られます、古代エジプトと秋田美人のお茶なども。
 

 

お気に入りの品物が見つかるとよいですね。7月17日海の日開催の秋田 広小路バザールです。
 
秋田県で発行されているフリーペーパー「マリマリ」さんにもクイーンクレオパトラさんの、7月14日にお知らせがのるそうです。

 
フリーペーパーマリマリさんは、「すべての女性を応援します!」をコンセプトに旬の話題を取り上げているおしゃれな作りになっています。

サラーム
 

 

アラビアニスタのライラです。

 

 

ゴールデンウィークは、思い返すとすでに一か月も前のことになりますね。

 

 

5月に読み切ろうと思っていた『イスラム金融』の本、気が付いたら積読状態になっていました。

 


 

 

 
日本人がしらなさそうな「イスラム金融」の本を読んでみたその1

 

日本人がしらなさそうな「イスラム金融」の本を読んでみたその2

でもまだ読み終わる気は満々です、それでは今日も少しだけ『イスラム金融』の世界へ足を踏み入れていきます。

 

 

 

 

イスラム金融の専門用語の意味は?

 

 

前回は沢山のイスラム金融特融の言葉が沢山でてきました。

 

 

ムラバハ
 

 

商品の買い手と売り手の間に銀行が間に入る。

 

 

買い手と売り手が商品売買の契約をする。

 

 

その間に銀行が入って商品の受け渡しをするとき、マージンとして上乗せの料金を乗せる。(コストがプラスになるので、コスト・プラス契約)

 

 

ムラバハは簡単にいうとコストプラス契約ともいうそうです。

 

 

ムラバハといわれると、なんだか特別な取引の状況なのだろうかとおもうけれども、コストプラスといわれると簡単に意味が想像しやすくなります。

 

 

 

アラビア語についても少しプラスしよう。

 

アラビア語でムラバハを書くとどうかくのだろうか。

 

 

アラビア語は右から左へ読みます。

 

アラビア語には語幹とよばれる、基本の音をつくる3つの文字の塊があります。(たまに4個だったり5個だったりする時もありますが、

基本的には3文字です。)
ムラバハ(ムラーバハ)は RIBH というアラビア語から派生しています。

 

 

もう力尽きそうですが、もう少しだけ参考になりそうな資料を、、

 

 

日本におけるムラバハについて研究材料があったので添付いたします。

 

 

国際協力銀行JIBCのPDFより
 

 

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/s_group/siryou/20070411/01.pdf

 

 

最近はあまり、イスラム金融について書籍などで盛り上がりがないなと思っていたのですが、その背景がこちらのイスラム金融の現状についての最初の方を読むと、なるほな~と思います。世界的な経済の成長と連動をしているのですね。
 

 

イスラム金融の現状について 三菱UFJフィナンシャル・グループPDFより
 

 

https://www.tr.mufg.jp/houjin/jutaku/pdf/u201608_1.pdf

それではまた

サラーム

 

アラビアニスタのライラです。

 

今日ご紹介する歌は、モロッコからの曲です。

 

歌っているのは:MOHA K X DISTINCT X YAM

 

MOHA・K

 

DISTINCT

 

YAM

 

3つほどアーティスト名が並んでいるのですが、

 

何組かのアーティストのコラボ曲のような歌い手の数ですね。

 

 

 

 

 

タイトルは:DARBA 9ADIYA 

 

DARBA =打つ 殴る

 

9ADIYA=ノックアウト

 

なにやら「ノックアウト」なんて痛々しいのかな?と最初は思ってしまったのですが

 

ボクシングなどの試合の曲ではありません。
 

世界はラブソングでできているといつもどこかで誰かが言っています。

 

これは、「君にノックアウトされてしまった、僕は君のことをこんなに思っているのに」と

 
ノックアウトされて痛いというか、曲ものんびりしているのでなんだかトロケテル雰囲気です。

ざっくりといえばそんな内容の歌です。

 

 

モロッコのDARBA 9ADIYA

 

 

 

それでは曲を聞いてください。

 

なんという鍵盤の音かわかりませんが、単調なかんじの音が繰り返されるのが癖になります。

 

あとは、あまり日本のポップスでは聞くことのないのんびりとした打楽器もいいですね。
 

 

 

 

 

 

 

 

モロッコアラビア語の音の特徴を2つ

 

 

モロッコのアラビア語は単語の一番前にくる「ア」の音が消えるという傾向があります。

 

例えば曲の最初のほうで何度もでてくる「ンチ」というのは「アンティ」(あなた・女性)を指す言葉です。

 

フスハーでは「アンティ」(あなた・女性)

 

モロッコのダリジャでは「ンチ」

 

もう一つモロッコ語の音の特徴としては「ター」の音が「チ」になりやすいところです。

 

歌詞の最初の出だしを少しだけ解説