パピルスといえばPaperという英語の「紙」の語源ともいわれています。

 

パピルスペーパーの作り方はとてもシンプルです。

 

今回はパピルスについてのお話しです。

 

パピルスという植物について

 

 

パピルスという植物はいったいどんな植物なのでしょうか。

 

アフリカ原産の植物で、高さは5Mにも達します。水のたっぷりある環境で育ちます。

 

茎の形が特徴てきで、三角形です。しっかりと育ったものの茎の太さは4センチぐらいになります。

 

茎の色はあざやか黄緑をしています、先端にはススキのようにふさふさした部分があって、花がさき実がなります。

 

とにかくたっぷりと太陽の光が必要です。

 

ナイル河という水のたっぷりある、そして太陽が降り注ぐ場所で育ったパピルスは環境としては申し分のない場所で育っています。

 

ナイル河の湖畔で育つパピルスを目にする機会があったらきっと、たっぷりとした茎の太さがあることと思います。

 




日本のパピルス=カヤツリグサ

 

パピルスには日本名もありました。カヤツリグサ科カヤツリグサ属。蚊帳といえば「となりのトトロ」にも登場した日本の夏のアイテムです。

 

蚊帳を作る原材料として日本でも使われた植物なのでしょうか?

 

こちらのビデオには「カヤツリグサ」が丁寧に映像に映し出されています

 

カヤツリグサ科は世界に4000種類ほどあります。茎の形がこのビデオにある「カヤツリグサ」は細いタイプのものなのでよく見るとわかりますが、エジプトに生えているパピルスペーパーに使われるパピルスはサトウキビぐらいの太さの三角になっています。

 

三角の茎をしているというのは、パピルス「カヤツリグサ」の特徴でもあります。

 

 

パピルスの草はナイル河のどこでも見られる?

 

エジプトのナイル河で育っているパピルスの種類はCYPERUS PAPYRUS という種類です。

 

エジプトで紙の材料になったものだから、けっこうあちこちで見られるものかなと思っていたのですが、そうでもなかったです。

 

日本の和紙の原材料がそこらへんに生えてるかっていわれれば生えていないので、そういうものかもしれません。

 

ナイル河沿いにはずーっと散歩道のようなものがあるのですが、カイロの町中でその道からナイルの河の水はかなり高低の差がありました。

 

道が上のほうにあって河はしたのほうにあるんです。

 

カイロの町中の橋の下にみえるナイルの川には緑色の浮草がたっくさん浮かんでいて、それが水の中の酸素をうばっているんだとか言っているのも聞いたことがあります。でもパピルスは見た覚えが、、、ありません。

 

 

もっと生えている草の見えやすいアッパーエジプトなどのナイルクルーズなどでずんずんと南にいくときっとみられるんじゃないでしょうか

 

 

パピルスの草は育てられる?

 

暖かいところで水がたっぷりあればあまり土をえらばず育てられるということです。

 

日本で売られているものは鉢植えのものがありました、植物園など大きな場所では池などに植わっていると思います。

 

こちらの映像では地面にはえていて、特に水の中にうわっていませんが立派にそだっています。

 

水の中でもしっかりとそだっています 。(日本じゃないですけど)

 

日本でもおそらく育つとおもいますが、冬には寒さにやられて枯れやすくなるかもしれません。

 

枯れる前に種の収穫は朝顔のようにできるのだろうか、、

 

家の中にしっかりと入れてあたたくしてやる必要があります。

 

エジプトのパピルスと同じようなものを探したのですが、観賞用の違う種類ものしか見当たりませんでした。

 

鑑賞用のパピルスを手に入れて増やす

 

パピルスは種から増やすよりも、花の咲いた房をさかさまにして水につけて何日かおくと根っこがでてくる!という方法で

増やすことができます。

 

パピルスの茎が手に入ったら

 

パピルスのしっかりと太い茎がてにはいったら、パピルスペーパーを作るのはとてもシンプルです。

 

パピルスの紙というのは、和紙のようにどろどろに繊維を溶かしてつくるのではありません。

 

1 パピルスの茎の緑の皮の部分はちょっとかたいので取ります。

 

2. パピルスの茎をスライスします。

 

3. スライスした茎をたたいたり延ばしたりしてうすくします。

 

4. スライスした茎は短冊のようになっていますので、交互にあみます。

 

5. 重しをのせて何日かたつと、短冊どうしがしっかりとくっついて紙のように一枚のものになっています。

 

**パピルスの茎をスライスしたときに、光にかざしてみると一つひとつの細胞の核をみることができます。

 

これは、バナナペーパーでできた模造品のパピルスペーパーと区別をするときのポイントにもなります。

 

道端などでうっているパピルスといっているもののなかには、バナナの皮でできたものがあります、

 

バナナの皮はパピルスよりも茶色が濃くて、繊維が雑なのですぐにわかります、すかしてみても細胞の核はみえません。

 

ガイド歴何年の方でしょうかね、とてもわかりやすくパピルスペーパーの作り方を実演している方がいます。

 

のビデオの中では模造紙は、繊維がクロスしておらず、一方方向になっているので偽物だとわかるといっていました。