アラビア語の楽しみ方は本当にいろいろあるのです。
今日は、だれでも楽しめる簡単な方法をお伝えします。
それは、文字です。
文字というのは、これはいうなれば誰でも使うことのできる「人類の宝」
「歴史の宝」といってもいいのではないでしょうか。
文字というのは、時間を経てなくなってしまったり、増えていったり、変化を続けています。
今この時代に使われている文字の形は、そんな歴史の一場面のなかにおいてもっとも、磨き上げられた形をしていると思ってはいけないでしょうか?
子供のころに、川や海で石や貝殻を探したことはないですか?
とても艶やかに角がそぎ落とされ、雲母や石英などが自然によって模様を作り出している石。
時間が作り上げた美しさをそこには見ることができます。
文字にもそれと同じ自然の美が備わっていると感じずにはいられません。
文字とアート
文字というのは、生活の中で人間の営みを円滑にするために、大量に便利に使われています。
そういった一面もあれば、ゆっくりと時間をかけて、書き手の心を載せるべく描かれる文字もあります。
今回は、そちらの書き手の心と一緒に描かれる文字としてのアラビア文字についてです。
はじめて、ひらがなを書いたときの気持ちって覚えていますか?
私は、保育園のときに紫色の小さなキキとララののっているノートをプレゼントでもらったことがあります。
そこに、「の」という文字を何個もかいてみたり。
自分の名前を、母親に漢字でかいてもらってそれを一生懸命写したりしていました。
なかなか母が書いていたように、すっきりとした角度に線がいかないのはどうしてだろうと、不思議に思ったものです。
アラビア文字の形
アラビア文字の形というのは、日本語とは全く違った姿をしています。
漢字とアラビア文字をならべてみたら、どれぐらい使われている線の量が違うのかよくわかると思います。
もし文字のなかで、美人コンテストのように、文字ミニマリストコンテストがあったら、「アラビア語」は優勝候補になるのではないでしょうか。
点と、少々の文字の線のうねりで28個の文字を書きあらわしていきます。
差異が生む熱
少しまえに、アラビア語のメルマガの読者さんとお話をして、それが面白かったので音声にしてビデオにしたものがあります。
外国語を取り扱うお仕事をされていている方でしたが、アラビア語に対しては「、、、、」とかなりの戸惑いを覚えたとおっしゃっていました。
それぐらい、初めてアラビア文字を書く人にとって、アラビア文字というのは極端に違うということなのかもしれません。
アラビア文字ははじめると面白い
そんな、日本語と比べて画数が極端に少ないということが、逆にハードルをあげてしまっている感が漂う
アラビア文字なのですが、書きだすとはまります。
まったく見知らぬということが、知っている日本文字の世界からアラビア文字へのジャンプという、この距離のあるということがエネルギーを伴うからです。
違うからそこに、謎があり、なんだろうと近づくときにワクワク感がおこり、楽しさが増します。
面白いといっても、ペンをもって線を走らせるということをしないとそれはわからないので説明はこれぐらいにしておきます。
お手本を横において、白い紙に無心に字をかくこと、これはとてもシンプルで心が落ち着く楽しいアラビア語を楽しむ方法です。
アラビア文字を楽しむときにあると便利なもの
アラビア文字が音声付きで学べる
アラビア文字の書き方がビデオでわかる。
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あとは、カリグラフィーの書体を書いてみたいときには、
カリグラフィーペンがあると便利です。
普通にカリグラフィーペンと検索すると、ペン先が普通のマジックよりひらたくて、
ペン先が斜めになっているペンがいろいろでてきます。
これは、昔ながらのカリグラフィーペンです。
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このビデオは、アラビア語を実際に書いているところが、後半からのっていますので、アラビア語の発音と文字の書き方が一緒に学べます。
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