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アラビア語を始めたたらやってみたい、アラビア語練習帳「忍耐は幸福のカギ」

アラビア語のことわざ~忍耐は幸福への鍵

 

アラビア語学習の初めの段階の文字というのは一通りやっても、すぐに忘れてしまいます。

 

引き続き、文字を使って書いてみる、読んでみるということを続けることで、アラビア文字が

しっかりと身につきます。

 

アラビア文字~つながると形がかわる?

 

 

アラビア文字は 一個だけのときの姿と、ほかの文字とつながったときの姿がすこし変わってしまうことがあります。

 

人間も一人でたっているときは、両手は下におろしていますが、誰かと手をつないで歩くときには手と手がつながります。

 

そんな感じでもとの人の形は残しながらも手の部分というか少しとびだした、つながる部分が変化します。

 

アラビア文字はつながるときに形がかわることと、左側に文字がつながらない文字があります。

 

これはアラビア語文字をかいているうちに自然となれてきて、考えなくてもつなげない文字のとなりには文字は

かかなくなります。

 



左側に文字がつながらない文字

 

アラビア文字は右から左へ書くのですが、「エビのようにくるっと」なった文字とアリフだけは左側に文字がつづきません。

 

「エビのようにくるっとなった」文字はどれかといいますと。

 

ا
د
ذ
ر
ز
و

 

文字を書いてみる練習

 

 

あーだこーだといっても文字は使ってみてはじめて使えるようになります。

 

ついでに、人生に役立つような言葉で日本語にもなじみのある考え方をあらわす「ことわざ」をアラビア語で書いてみることは

意味的にも印象が深く、文字をかきながら学びにもなるのではないでしょうか?

 

今日の文字練習は「忍耐は幸福のカギ」

 

アラビア語で忍耐は サブル 定冠詞をつけると アッサブル

 

الصبر
 

アラビア語で「鍵」はミフターハ

 

مفطاح

幸福はファラジュ 定冠詞をつけると アルファラジュ

 

الفرج
 

アラビア語練習帳

 

練習帳がダウンロードできます。ぜひご活用ください。

 

Wordに薄いグレーの文字でかいてあるので、それをプリントアウトして書きなぞったりできます。

 

 ↓

 

 

エジプトのソウルフードはターメイヤ~外は茶色で中は新緑

それぞれの人の心の中にはソウルフードといわれるものがある。

 

例えば日本ではおにぎり、フランスではフロマージュ、エジプトではターメイヤ。

 

かなり、個人それぞれにちがうものであり、ものすごく遠目でみたら重なる部分もあるという微妙なところもある。

 

今回はそんなソウルフードの中でもエジプトのターメイヤについてです。

 




 

ソウルフードとは

 

ソウルフードとはいったいどんなものなのでしょうか。

 

まずその食材は現地で手に入りやすい素材が使われている。

 

外見もまったく派手ではなく、庶民の生活に溶け込んでいるもの。

 

ほぼ毎日たべていても飽きない、あきたかもしれないけどそんなこと通り過ぎて毎日食べてる。

 

その国にだけで食べられているという特徴もありますが、同じような文化圏でバリエーションを変えて登場することもあります。

 

もう一つの特徴は、ほんとうに日常的でありながらそれをよく食べる人にしかわからないバリエーションの世界がその内側には広がっています。

 

お店による個性がおおきいとか、お店の数がおおいから選択肢も増える。

 

エジプトのソウルフードとは?

 

エジプトのソウルフードの一つにターメイヤがあります。

 

サイズは手のひらより少し小さめで、外見はちょっと焦げがきつめのコロッケといったところです。

 

食べるときにその少し黒い茶色の丸いものをパカッとあけると、鮮やかな緑いろが目に飛び込んでくるのが特徴です。

 

エジプトのターメイヤは家ではつくらない?

 

 

エジプトのターメイヤは朝、朝食用に、近所の角にあるターメイヤの専門店に買いに行きます。

 

専門店とはいいながら、風情は日本のたこ焼きやさんよりももっとこじんまりとしたとても小さな場所で作られていることが多いです。

 

大きな火に鍋がかかっていて、油のなかにターメイヤの種を流していきます、揚がるたびに買いに来たお客さんがアツアツを

クルリと丸めたコーン型の紙の中に欲しい数だけ注文してもってかえります。

 

コーン型の紙のなかにコロコロと入れられたターメイヤは転げださないように、コーンの空いているほうの口をしっかりしめて

持って帰ります。

 

家にかえると、そのままお皿の上に紙のままおいて、開いてたべることが多かったような気がします。

 

お店によっては、トルシーといわれるお漬物が小さなプラスチックの容器にいれて売られています。

 




エジプトのターメイヤの食べ方

 

エジプトのターメイヤはアエーシといわれるピタパンの一種と一緒に食べることが多いです。

 

パンを少しちぎって、小さいターメイヤをもっと少しちぎって一緒に食べます。

 

ターメイヤは揚げ物なので揚げたてが香ばしくておいしいです。

 

すこしスパイシーなので気を付けないと食べ過ぎます。

 

アエーシを半分にきってそのポケットのように空いている部分に2~3個のターメイヤをコロコロといれて、サラダをそのうえにおいて、即席ターメイヤサンドをつくることもあります。

 

アエーシのポケットの中にいれたターメイヤをパン生地の上から少し押すのですが、シャクッっとターメイヤが崩れる音します。冷えているターメイヤは音がしません。

 

日本でターメイヤを作る場合

 

ターメイヤの作り方はいろいろと書いてあるのですが、エジプトのターメイヤとは一点違うところがあるのは入れるスパイスの種類かもしれません。

 
 

 

エジプトのターメイヤには コスバラ(コリアンダー)が入っています。

 

そのほかにもいろいろと入っていますが、コスバラは外せないと思います特にコスバラハドラ(生のコリアンダー)

はターメイヤのあのハットするような緑いろを出すのには不可欠じゃないでしょうか。

 

乾燥の豆を一晩ふやかしてそれを使うのがエジプトでは多かったと思います。日本のレシピでは緑色のソラマメを使っていることが多いです。

 

編集後記

 

エジプトに旅行へいったことがある人はかならずこのターメイヤを食べるようです。

 

そして日本のエジプト料理店で懐かしいと思って注文するけれど、「何かが違う」ということを感じるそうです。

 

いったい「何が違う」のでしょうか。食べたときの空腹感かもしれませんし、材料そのものが違うのかもしれません。

 

エジプトのターメイヤ屋さんのターメイヤもお店によってかなり味がかわるのです。お店の人が独自のレシピをもってたり、作り手がエジプトの地方出身のひとだったり、シリアの人だったりするだけで味が違うといいます。

 

こちらにレシピを一つ載せておきました。(アラビア語です)

 

↓↓
日本で限りなくエジプトのターメイヤを再現するレシピ

 



フランス人のお米談義~粘り気のあるお米は「人生の落伍者」的な扱いになる?

フランス人が考えていること、について今まではあまり考えたことがなかった。

 

単語一個みて一喜一憂するとか、フランス語の文章をあーでもないこーでもないと行ったり来たりするとか。ばっかりで余裕がなかった。

 

でも、フランス人の雑談を聞く?という音声を耳にして結構おもしろかった。

 

そうかフランス語を話す人ってフランス人でフランス人的な考え方って確かにあるはずとちょっと気が付いた?

 

もともとフランス語にかかわった経緯というのがかなりその後のその人のフランス語とのお付き合いに影響するよねと思うこの頃。

あまりにも知らないことが多すぎて呆然とする。

 

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フランス人の対談~お米について

 

フランス人ってパンばっかり食べるんじゃないのと思っていたけど、お米も食べるらしい。

 

フランス人は一般的に粘り気のないお米を食べる、粘り気があるとそれはダメな奴なんだ。

という一言を聞いてびっくり。

 

Si ça colle, c'est que c'est raté.
 

raté という単語の意味 は「失敗」

 

料理されたお米としては最悪という意味か、、、(考えすぎかもしれない 単語にあんまり一喜一憂しないほうがいいと思うけど、、)

 

粘り気のあるお米は=普通 (日本)

 

粘り気のあるお米は=失敗  (フランス)

 

最悪な人のことをフランス語で、「あのひとは粘り気のあるコメのような人ね」

 

っていったら、人生の落伍者ねとか、ダメなやつね  という表現は可能かどうか、、、と考えてしまった。

 

これは妄想が入っているから、ただ「ダメ」という普通の表現かもしれない。この raté という単語のダメ度合はいったいどれぐらいなんだ。

 

粘り気のあるお米が最悪の場合を考える

 

そういえばうちでバスマティライスをつかってビリヤニをつくるとき、お米がパラパラしていてそれでいてフワっとたけるととてもおいしいと感じる。

 

逆にバスマティライスはべちゃってするとそれは「ダメな奴なんだ」風になる。確かに

 

でもフランスの人がバスマティを食べるときはビリヤニではないと思うし、「どんな味付けで食べるのか」が気になるところだ。

 

でもフランス人同士の会話だからわざわざすでに常識になっていることを、「ぼくはお米を食べるときの味付けはこうしています」っていったらわざとらしい。

 

日本人同士が話をしていて、「いつもわたしは白いごはんを食べます」ってそんなことは「ごはん」といえば白いごはんに決まっている。

 

たきこみごはんの話をしていて、「タケノコの」とか「豆の」とか種類を話すのだったら自然だけれど。

 

 

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フランス語のお米の表現

 

フランス語でのお米にまつわる表現

 

お米  riz 

*エジプト語では ロッズ といって、RとZ に当たる文字で表現。رز 語源は同じ?

日本のお米 le riz japonais


丸いお米 le riz rond

長いお米  le riz long

触感  texture

面白かった一文

 

J'ai l'mpression que c'est surtout ce qui se passe dans la cuisine qui est important.

 

日本では調理の中で起きていることが特に重要だという印象がする。

これはいったいどういうことなんだろうか、料理をするときに気を配る点がいっぱいあるってことなんだろうか。

 

よく日本の文化はどっちかというと出さない文化だなと思うけれどそういうことをいっているんだろうか。

 

フランスの料理は食べるときにたくさんのフォークが出てくるから調理よりも食べるときのほうが重要そうという比較か?

 

調理するときに重要だと思うこと(日本の平凡な主婦談)

 

とくに調理するときの刃物はちゃんと切れる包丁じゃないともう、料理する気が失せるというのは確かにある。

 

包丁は「すっと」刃がとおらないといけない。

 

どんな包丁じゃないといけないかというと、近くのホームセンターでかってきたものだとしても、名前いりの刃にちゃんと「紋」が

でているものをメインに使わないとダメだというのはある。

 

料理にこだわりのないどちらかというと適当なほうな主婦のこの私でさえ「包丁はきれないきゃいけない、名前いりで~」とか

いっちゃうあたりだろうか。

 

 

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アラビア語のアルファベット~3つまとめて復習編はじめての文字を覚えるコツ

アラビア語になんだかひかれて学び始めた、だけど文字で挫折してしまった。

 

そんな悲しい、、、声をフェイスブックのほうで書き込みをいただきました。

 

アラビア語の文字で挫折しないためのコツはただ一つ、

 

はじめてみたアラビア語の文字の形について「あれこれと考える」これだけです。

 

初めてのアラビア文字を覚えるコツ

 

はじめてみたモノを一回で覚えることができないときは、その新しいものとのつながりが足りないからです。

 

そう、男女でも30秒見つめあえば何となくお互いが気になるという心の動きと同じです。

 

アラビア語の文字をじーっと見つめながらいろいろと考えます。

 

いろいろと考えるなんて、やっぱりよくわからないという人のために、、

 

いろいろとその文字について覚えやすく(しつこい?)語った

 

「必殺アラビア語文字シリーズ」はこちら

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アブジャディーヤの一番めの文字アリフ

 

まずはアラビア語のアブジャディーヤ(アルファベット)のAに当たる初めの文字は?

 

アリフです。英語も日本語もアラビア語も初めの字は 「あ」に近い音だというのは面白いですね。

 

そして、アリフの上にはいつもちょっと変わった形の小さな記号が。

 

次にアブジャディーヤの2番目の文字です。「バー」といいます。

 

 

古代エジプトにもバーといわれるものがありましたが、やはり重要なものは

 

アルファベットでも2番目などに出てきやすいのだろうかなどと、想像だけ膨らみました。

 

バーです。

 

 ↓

sa

 

最後にアブジャディーヤの3番目の文字のターです。

 

ビデオの中で 男性に対する「あなた」という言葉をアラビア語で

 

「アンタ」といいますと解説していますが、解説の声が「アント」っぽく

なってしまったので失敗です。(近日中に取り直し)

ターです。

 

 ↓

編集後記~まだまだ言い足りなかった

 

ターについてのお話しはもっと長くなりそうだったので、ブログの記事にしてみました。

 

アラビア語のターには二つあって、軽い音と重たい音に分けられます。

 

軽い音は アルファベット3番目で説明したものです。

 

 

重たい音については、もうちょっと後で出てくる予定です。
 

 ↓
アラビア語ターのもう少しだけ

 

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お盆祭りはアラビア語で何と表現するの?~日本の文化をアラビア語に翻訳

名古屋のあちらこちらでは、町内会によるお祭りが一斉に開かれています。

 

町内会のお祭りですので、とても小規模です。近所の公園でやっているのです。

 

このお盆祭りをアラビア語で表現するとどうなるかな、、と思いました。

 

お盆という音をアラビア語表記してみる。

 

まず 「おぼん」というひらがなをアラビア語でできる限り表現するとこうなります。

 

أوبون
 

日本の言葉を知っている人ならば、きっと「おぼん」のことかなと話しの前後から推測できるかもしれません。

 

でも、もし日本語をしらないアラビア語ネイティブに読んでもらったらなんと発音するでしょうか。

 

オブーン が一番近いかな?と思います。

 

アラビア語にはない日本語の言葉を表現してみる

 

お盆をそっくり表す言葉はアラビア語にはありません。

 

そういうときには、説明をつけたしたわかりやすい言葉を発見するしかありません。

 

こういう瞬間は面白いです。

 

昆虫の研究家が南米の森で見つけられなかった、ある種の虫を、ふと一息をついていたハンモックの紐の一本の上に見つけてしまった、

ときのような感動があります。

 

お盆は日本の宗教的な行事で、過去に亡くなった家族の霊魂がお盆の間もどってきてまた戻っていく期間。お盆祭りはそのときに行われるお祭り。

 

盆踊りや屋台などがでたりしてにぎやか。

 

これをアラビア語で端的に表したい。

 

アラビア語で儀式はなんという

 

 

以下エジプトアラビア語の単語で考えていきます。

 

お盆のお祭り 
 

儀式という単語は:  إحتفال
 

地元の、その国の: بردى
 

現地の風習儀式 といったような意味合いになる

 

إحتفال بردى

でもこの言葉には、和太鼓がにぎやかになっている様子などがイメージできません。

 

そこで、もう一段階考えます。

 

エジプトのお祭りでも太鼓の音が聞こえる

 

お祭り:مورد
 

太鼓などがなっているという場面が想像できるのはこの言葉です。

 

エジプトの場合ですが、タブラという太鼓があります。

 

(ほかのアラブ諸国でも太鼓はタブラっていうかもしれません)

 

お祭りではこのタブラを鳴らすので、この単語だとお盆のお祭りに近づいたかんじがします。

 

お祭りという言葉のあとに、お盆の意味を付け足していくといいかなとおもいます。

 

إحتفال زكرة متوفيين

亡くなった人々を偲ぶ儀式

 

こうやったらスッキリとしないでしょうか?

 



編集後記~

 

 

日本では死んだ人は順次霊界へ旅立つと考えられています。

エジプトの大多数の宗教であるイスラームでは死んだ人はすぐには霊界にはいかないと考えられてています。

 

死んだ人はそのままお墓の中で「最後の審判」がやってくるまでずーっと待っているんです。

 

でもお墓の中の世界「バルザフ」での時間の流れ方は地上にいて、生きているときとは違うともいわれています。

 

いずれにせよ、日本のように霊魂が戻ってくるという考えはなくて、ファラオの時代の考え方に近いねという意見をもらうことが

あります。

 

ファラオにつながるパピルスについての記事です。
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