フランス語を学んでいると、さまざまな学習法のアドバイスを教えてもらうことができる。そのなかでやってはみたけれど、案外とできないことがショックで一週間ぐらいでストップしてしまった学習法がある。それは、、、ディクテです。
映像を見ながらディクテをするといいことがある?
1. 聞き取ろうということで真剣に耳を澄ます
2. 映像付きなので、状況を音以外からも推理ができる。
3. 聞こえてきたことだけで、物事を理解する練習になる。
4. 聞こえてきた音を急いでメモする力が付く
5. スペルがわからないときでも、ローマ字でとりあえず書くというサバイバル能力がでてくる。
6. カタカナでは本物の音は書けないんだという事実に自然に気が付く。
7. ディクテの方法には2回だけ聞くとかいてあるが、聞こえないと、気が付くと5回ぐらい聞いてしまっている。
8. 音声を文字お越ししたものがあるので、それをみてできなかったところを把握する。
9. 短時間の音声でも、学習が深まる(たった20秒)
10. 聞き取れなかったところを文字で読むと、文法で自分があやふやなところまで見つかって、そこを復習する。
フランス語の音声はたったの20秒足らず、、、
なのに、10項目の活動が短時間で発動される
フランス語活動にスイッチをいれるにはピッタリ
ディクテというちょっとしたミッションを、「やってみよう」と思うこと。
そして取り組むと、「あれ!わからない」というところでライバル心がでる。(わからない自分に対して)そして、3か所ぐらいしかわからかったけれど、全体の話としては把握できていたりすると、うれしくなる。(自画自賛)
小さなフランス語学習のループがほんの5分ぐらいだけれどエネルギッシュに回転する。けっこうおもしろい。
ディクテをやってみた結果
レストラン
ファーストフード
レストラン ラピッド
ハンバーガー
本当に PERDU
そんなに遠くない
理解ができた部分
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話の全体として、レストランのところへ行こうとしている、ハンバーガーのでる ファーストフードの はやいレストラン
本当にPERDU そんなに遠くない
話の途中ですっごくリズムにのるように PE R DU といっていたので、すっごいそのような状況になったのだとわかるけれど、
でも PE R DU な状態って???
なんと、PERDU がわからなかった。
フランス語の学習の道の穴が見つかった。もはや穴ぼこだらけかも。。。
ディクテに取り組むとはぬるま湯から出る一歩
フランス語を学習する目的によって、ディクテというのは必要か必要でないかわかれると思う。
多少なりとも「フランス語」をわかるようになりたいというならディクテをするのは、自分の
わからないところがわかるから、どこを穴埋めしていけば、道が完成するか目視できるので大変良いと思う。
フランス語がもしかして、温泉のような扱いで学習をしている場合、なかなかディクテに取り組むのは
大変かもしれない。(私にとっては大変)
ここの温泉は温度もちょうどよいし、入ると疲れもとれるし、くるだけで癒される~(快楽としてのフランス語)
をしているところに、ディクテをするということは、
「温泉の効能をりしましょう、そうするともっと意識的に温泉がたのしめるようになります。」
「温泉の効果的な入り方やマナーを学ぶことで、一緒に温泉に入る人に失礼になりません。」
「温泉について知っていることと、知っていないことを把握することで、日本全国の温泉を目的別に楽しむことができるようになります。」
ゆるい楽しみかたから一歩踏み出しませんか?
ぬるま湯にあきたら、おそらくフランス語学習もフェードアウトしてしまうけれども、一歩ディクテという真剣な取り組みを一日分することは、どこに今度は取り組めばよいのかという意識が芽生えてくる。
最後にわからなかったPERDU について書く予定。